11月20日の合奏練習、この日は、魔弾の射手と、シベリウス第2番の2曲を、三河先生の指揮の下、じっくり練習しました。

この日のトピックといえば、オーケストラのセッティング位置を変えたこと。

いままでは、練習場所の小ホールの、ステージ付近が指揮者になるようにしていました。
このセッティングですと、オーケストラの後方には、空間があり、そこに音が逃げてしまうのです。本番ステージは、オーケストラ背面の壁が反響板の役割をなし、後方の音が前側に跳ね返って、指揮者、そしてお客様に聞こえやすくなるのです。

というわけで、この日は、小ホールの後ろの壁に寄せてオーケストラの配置を組みました。
三河先生の位置は、ホールのスペースの中央あたりです。

個人的には、天井からの照明の位置が変わって、楽譜がよく見えるようになりました(笑)

三河先生のご指導は、この日で3回目です。
「シベリウス、3連符や、拍どおりの音符が絡み合っていますが、ここは、テンポを揺らすことなく、楽譜どおりに進んでいきます。だから、きちんと数えて入ってください。」
ごく当たり前のことですが、我々の問題点をつぶさにキャッチし、わかりやすく説明してくださいます。
特にシベリウスには、先生の熱量がひしひしと感じられます。盛り上がるところでは、上半身を後ろに反らせ、指揮棒は頭上高く。

三河先生の次のご指導は、スケジュール都合により、クリスマス12月25日になります。
それまで約1ヶ月、今日までの成果を、形にしていかなくちゃ、を痛感しました。
オーケストラのみんな、がんばろう。