11月6日は、今回の指揮者、三河正典先生による2回目の練習でした。

シベリウス交響曲第2番の第1楽章、冒頭は5/4拍子。弦楽器全パートが、5拍目から、四分音符でニ長調の和音を刻んで始まります。
「1拍目から音楽が始まっている空気管で。温かく、アタックのない音で。」

きめ細やかで、具体的なご指導で、シベリウスの世界というか三河先生の世界を作りあげていきます。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。この日も、本番ソリストの上保朋子先生が、本番と同じ距離感で、ただしオーケストラの側を向いて、全楽章のソロを弾いてくださいました。ソロが呼吸や跳躍で、音楽的にちょっとした時間が必要なところを、繰り返して練習できるのは、本当にありがたいことです。オーケストラ、ソロの呼吸についていかないと。

終了後には、ポスターと共に、三河先生と上保先生が笑顔で写真撮影。
本番がとても楽しみになってきました。