9月11日は、第19回定期演奏会に向けての初合奏でした。指揮は下田隆行先生です。

練習曲順は、シベリウス 交響曲第2番、ウェーバー 「魔弾の射手」序曲、メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲、でした。

シベリウス、フィンランドの雄大な自然が見えるような響きのする曲です。さすが20世紀に入っての作品、絶妙に変化するテンポに、予想通り、苦労しました。

「魔弾の射手」序曲は、1820年代の作品です。正直なところ、シベリウスと比較したら、わかりやすい曲です。管楽器分奏やパート練習の成果もあって、なんとなくの雰囲気を共有することができました。

メンデルスゾーンの協奏曲では、本番のソリスト 上保朋子先生が、ありがたいことに、初回にもかかわらずソロを弾いてくださいました。美しい音色につい聴き惚れてしまいます。しかし、オーケストラが、ソロの動きについていけずに「独走」している箇所が露わになり、冷や汗が… 協奏曲の妙味と難しさを認識しました。

なにはともあれ、3曲それぞれの、全体の雰囲気、そして急所・難所を確認した初合奏となりました。

本番は来年の1月29日です。どうぞお楽しみに。