8月20日は、ベートーヴェン第九の2回目の練習でした。

個人的には練習不足が顕著で随所に修正すべき個所を確認でき、非常に有意義であり、かつスリリングな時間となりました。
特に、第1楽章では、付点音符と音符の長さの甘さを確認できました。
第2楽章では、ピアニッシモを持続することと、テンポの維持の難しさを実感、第3楽章では周りの音を意識することの欠如を認識しました。
第4楽章では、合唱、特にソリストのフレーズ感やブレスを身に着けなければと思い、これからの課題となりました。
今回の練習でたくさんの課題を見出すことができましたが、次の練習までには少しでも課題を減らせればと思います。
これまた超個人的な話ですが、実家が福岡の朝倉市杷木というところで、7月の豪雨で家が大変なことになってしまい、前回の練習後から盆明けまでスコップ片手に土砂片付けを頑張ってきました。実際現地に入ってみると、TVの映像以上に凄まじい光景でした。土砂の中で屋根だけしか見えない友人の家を見たときはショックでしばらく動けませんでした。
早期の復旧を願うばかりです。
来年1月の演奏会では、被災された現地の方々が一刻も早く喜びに溢れんことを祈り、第九を演奏したいと思います。