5月21日は、弦楽器のみの分奏練習でした。
ご指導は、橋本顕一先生(元読売日本交響楽団ヴィオラ奏者)です。
ご指導は、橋本顕一先生(元読売日本交響楽団ヴィオラ奏者)です。
「スフォルツァンド(その音だけ特に強く弾くこと)のところ、右手で弓に圧力をかけるばかりだと、疲れてしまう。くっ、と、左肩の方から身体を楽器に近づけるようにすると、疲れないし、上手く弾ける。」
「2つのスタッカートがきれいに聞こえるように、その前のスラーの音は、終わりを短く処理する。弓の位置は、真ん中より弓元寄りで。」
「第3楽章の4分の2になるところは、ヴァイオリンが何しろ大きくゴリゴリ響いてほしいところ。あの指揮者のときは、こういうボウイングで弾いた。本番近くて今更かもしれないが、変更してはどうか。」
「2つのスタッカートがきれいに聞こえるように、その前のスラーの音は、終わりを短く処理する。弓の位置は、真ん中より弓元寄りで。」
「第3楽章の4分の2になるところは、ヴァイオリンが何しろ大きくゴリゴリ響いてほしいところ。あの指揮者のときは、こういうボウイングで弾いた。本番近くて今更かもしれないが、変更してはどうか。」
実際にヴィオラでお手本を示しながら、豊富なご経験に基づいて発せられるお言葉が、ひとつひとつ身に沁みます。
この日の練習は大ホールで行われました。つまり本番と同じ舞台です。
照明の落ちた客席を横目で見ながら、演奏会まであと1ヶ月なんだなと、ふと焦る気持ちがよぎります。
照明の落ちた客席を横目で見ながら、演奏会まであと1ヶ月なんだなと、ふと焦る気持ちがよぎります。
改善点を教えていただいて、弾きなおした後に、
「ちょっと気をつけるだけで、こんなにも演奏が変わります。がんばってください。」
「ちょっと気をつけるだけで、こんなにも演奏が変わります。がんばってください。」
ご指導いただいたことを噛み締めて、演奏で再現できるように、残りの時間を大切に過ごしていこうと思います。