昨年6月の公開録音の場でステージに立ってから、およそ半年ぶりの今回の演奏会でした。
本番の時間は本当にあっという間。
もう少しこの曲を弾いていたいと思う気持ちもありますが、次のプログラムに向けてスイッチを切り替えないといけません。
でも、もう少しだけ余韻に浸らせていただきます。
高山先生の仰る、室内楽のようなアンサンブルを目標にした、チャイコフスキーのスラヴ行進曲と交響曲第4番。
こんなにも丁寧に、交響曲の1楽章から4楽章の隅から隅までをさらったのは、自分のオーケストラの経験上、本当に初めてだったかもしれません。
こんなにも丁寧に、交響曲の1楽章から4楽章の隅から隅までをさらったのは、自分のオーケストラの経験上、本当に初めてだったかもしれません。
アマチュアオーケストラでもお客様をお招きして演奏をさせていただいているからには、普段の日の練習時間の確保が難しい、などと言い訳をするのは本当に情けなく悔しいことだと、こうして演奏会を終える度に思うのですが、練習が足りずに、満足に演奏できなかった箇所もあちこちに。
それでも、今回「見て、聞いて、感じて」という自分の感覚を総動員するという演奏姿勢を、団員みんなで少しずつでも体感できたように思います。
また、個人的に大きな課題ではありますが、今後、楽曲分析を通した「意味を理解した上での表現」というものにもっと親しむことで、より自信を持って楽しく演奏できるようになるということを感じました。
今回、特別出演の先生方をお迎えした、シューベルト作曲のピアノ五重奏曲「鱒」イ長調の演奏は、そういった意味でも、とても刺激的でした。
5人の先生方のリハーサルの様子から、第一線で活躍されている演奏家がどうやってアンサンブルしているのか、どのように曲を仕上げていくのか、それを間近に感じることができました。
5人の先生方のリハーサルの様子から、第一線で活躍されている演奏家がどうやってアンサンブルしているのか、どのように曲を仕上げていくのか、それを間近に感じることができました。
課題もたくさんありますが、今回先生方からいただいたアドバイスを活かし、次回の演奏会に向けて、新しい曲の練習を始めたいと思います。
最後になりましたが、ご来場いただきました皆様に、改めまして心より御礼申し上げます。
毎回、アンケートでは厳しくも温かいお言葉をいろいろ頂きます。
本当に、どうもありがとうございます。
お客様の心に届く演奏を目指して頑張ります。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。