演奏会まで1ヶ月を切り、今日は、指揮者西口先生の久しぶりのご指導でした。

この先、毎回の練習は、本番当日の演奏順、すなわち、軽騎兵序曲、カルメン、チャイコフスキー5番、の順で行う計画です。そうですよ、実は本番が目先に迫っているのです!

今日は、曲順は本番どおり。軽騎兵序曲と、カルメンは、全曲を通した後に、細かいところを取り上げて、肉付けしていく、という感じの練習になりました。西口先生、これまでにお話しくださったところの再確認を含めて、テンポを動かす/動かさない、といった細かい転換点を指示してくださいました。

今回、カルメンは、チラシ等でお知らせの通り、第1組曲、第2組曲から、曲を選んで演奏します。演奏する曲を、ご紹介いたしますね。

  1. オペラでは第1幕への前奏曲(組曲では、第1組曲の第5曲。)イ長調の、タンタカタカタか、例の曲です。
  2. 第1幕への前奏曲の続き。不安を掻き立てる曲です。続いて、アラゴネーズ。第4幕への前奏曲です。
  3. 第3幕への前奏曲。変ホ長調。組曲では第1番の第2曲です。オペラでは、第3幕への前奏曲です。ハープの伴奏の上にフルートの美しい旋律が歌い上げる曲です。
  4. ハバネラ!!!!! カルメンが登場して、「ご用心なさいよ」と歌いあげる曲です。
  5. 闘牛士の歌。闘牛士エスカミーリオさんの出番です。組曲版ということで、今回は、トランペットの独奏で歌います。
  6. ボヘミアの舞曲。第2組曲の最終曲です。フルートの二重奏に始まる3拍子の曲です。

ところで、カルメンでは、タンバリンが大活躍します。演奏会用のタンバリンは、幼稚園や小学校で使ったものとは別物。「小さなシンバル」が2段にわたって、たくさんついているのです。

メイン曲のチャイコフスキー交響曲第5番は、3楽章、4楽章、1楽章からそれぞれ、アンサンブルの重要箇所を取り上げての練習となりました。

チケット、好評発売中です。6月19日、小山市立文化センターでお待ちしております。