まさに、年末の第九の演奏会シーズン真っ只中です。

私たちは年内の最後の練習日でした。

ソロや歌と合わせる時の音量や音質に注意を払って、迫力ではなく、丁寧さで魅せる演奏をめざしての全体合奏です。

みんなで想いを共有してこそのオーケストラ演奏。
音量は分かりやすいですね。
小さくするところは、とことん落とす。
“subito piano”(直ちに、音を弱くする、の意味)の箇所など、上手くいくようになるとワクワクします。
大きくするところは良い音で。
ハーモニーが決まった時の響きはゾワゾワ!

自分の音を聞いて、周りの音を聞いて、合わせに行くこと。
多人数の弦楽器においては、時には潔く退くことだって、全体の調和のためには大切な判断だったり。

刻々と近づく本番に向けて、譜面上の音符を追うだけではなく、どれだけ周りを聴けるかが大切だな、ということを感じます。
集中力が勝負ですね。

いよいよ、次回が歌合わせです。
今回の演奏会を迎えるにあたって、最初に思い描いた目標が
「ソロの演奏や歌を存分に楽しみながら演奏したい!」
ということでした。

舞台上を最高の鑑賞席とばかりにニヤニヤしながら演奏できるように、年末年始の時間を有効に使って追い込み練習に励みたいと思います。

音楽仲間は出演する演奏会に忘年会にスケジュールがいっぱい!なんていう方も多い季節ですね。
皆さん、どうぞお身体にお気を付けくださいね。

それでは皆さま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。